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共通実験機器の定期メンテナンスを行いました
- 教育・研究
環境・バイオサイエンス学科では、実習授業のサポートとして9名の教学職員が在籍しています。
夏休み期間中に、教学職員全員で学科共通の実験機器のメンテナンスを行いました。これまで紹介してきた様々な実習で使用する製氷機や純水装置、ピペットマンなどを教学職員が分担してメンテナンスし、アルコール、純水などの補充、交換も行いました。また、生態学実習で使用する実体顕微鏡などは、業者の方にもお手伝いいただきながら、一つ一つ丁寧にメンテナンスしました。
今週の金曜日からは後期の授業がスタートします。後期も少しずつ頑張っていきましょう!
最後に、環境・バイオサイエンス学科に設置されている実験機器を少し紹介します。環境・バイオサイエンス学科には、高校では取り扱っていないような実験機器が揃っています。
【リアルタイムPCR装置】
DNAの増幅を経時的にモニターできる実験機器で、動物や植物、微生物など様々な試料中のDNAやRNAの存在量を迅速に分析することができます。
【ガスクロマトグラフ質量分析計】
ガスクロマトグラフ(GC)と質量分析計(MS)とを連結した分析装置で、GC部で試料中の混合成分を気化させることで成分を分離し、MS部で分離した成分を検出します。揮発性成分の分析を得意としている実験装置で、一度の測定で様々な種類の成分の分析が可能です。
【液体クロマトグラフ質量分析計】
液体クロマトグラフ(LC)と質量分析計(MS)とを連結した分析装置で、LC部で固定相と移動相に対する親和性の差によって試料中の混合成分を分離し、MS部で分離した成分を検出します。揮発性成分のみならず、難揮発性成分の検出も可能で、様々な種類の成分の分析に優れています。
一見、取り扱いが難しそうな実験機器ですが、教員や教学職員が詳しく説明しながら使用するので安心です♪
こちらでご紹介している実験機器はほんの一部です。ご興味のある方は、オープンキャンパス時のラボ体験ツアーなどでぜひ実際にご覧下さいませ。(※次回のオープンキャンパスは2025年3月を予定しております。)
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