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【植物生態学研究室】大手前高松中学校・高等学校で出前授業を行いました

9月19日に野嵜玲児教授が香川県にある大手前高松中学校・高等学校の中学1年生を対象に出前授業を行いました。

今回の授業ではまず、みかんやキヌサヤ、どんぐりなど実際の果実をルーペで観察し、果実のできる仕組みを理解しました。その上で、日本の森で優占しているブナ科樹木の強さの秘密を、どんぐりの発育過程の中から探るという実体験をしてもらいました。顕微鏡を使ってどんぐりの中の胚珠の様子などを観察しました。

生徒のみなさんは、日ごろ生物の授業で学んだ知識を生かして積極的に観察や講義を受け、最後の質問コーナーでは様々な疑問や質問を投げかけてくれました。

2時間半という限られた時間の中でしたが生徒のみなさんが楽しく授業を受けてくれ、私たちも非常に有意義な時間を過ごすことができました。大手前高松中学校の生徒のみなさん、そして先生方、今回このような貴重な機会をいただき本当にありがとうございました!