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【生命環境学部】2025/8/2 研究発表フォーラム&生命環境学部開設記念シンポジウムを開催しました
- 講座・イベント
2025年8月2日(日)研究発表フォーラムと生命環境学部開設記念シンポジウムを開催いたしました。
午前中は、生命環境学部主催で研究発表フォーラムを開催しました。生命環境学部にある研究室に所属するゼミ生が、自身の研究についてポスター発表を行いました。神戸女学院大学生命環境学部の学生や高校生、生命環境学部の教職員の計103名が研究発表フォーラムに参加し、活発な質疑応答がなされていました。研究発表フォーラムに参加した神戸女学院大学生命環境学部の学生については、これから、自身が所属するゼミを選択する学年からの参加者が多く、生命環境学部の各研究室について理解を深めるとてもいい機会になったと思います。また、神戸女学院大学生命環境学部への入学を検討している高校生の参加もあり、自身が進学したい大学の選択に大きな影響があったのではと期待しています。研究発表フォーラム参加者に向けて実施したアンケートでは、「どの研究も魅力的で、ゼミ生とふれあうことができてとても良かったです。」「全体のゼミの雰囲気を聞けて先輩方も優しく相談にのってくださったのできて良かったです。」「アットホームな空間でよかった。」といった感想があり、生命環境学部、そして、生命環境学部にある研究室の楽しく、親しみやすい雰囲気、学びやすい環境を感じてくれたようで、研究発表フォーラムを主催した生命環境学部としてもとてもうれしい時間を共有できました。
午後からは2025年4月に新しく開設された生命環境学部を記念して、シンポジウムが開催されました。約170名の方が参加してくださいました。
第1部では卒業生2名が登壇し、それぞれ「化学物質と生物多様性-ネイチャーポジティブ実現への課題と展望-」と「ネイチャーポジティブにおける企業の役割」というテーマで講演を行いました。
続く第2部では、龍谷大学の村澤真保呂教授をお招きし、基調講演を行いました。地球環境問題の現状を紹介していただき、人類が直面する課題を克服するための学術界の取り組みについて事例を交えてお話くださいました。
第3部では本学の先生たちも参加し、パネルディスカッションが開かれました。テーマは「人間・社会・地球環境が、どうすれば持続的に発展できるか」。科学の視点と社会の視点を交えて、深く考える貴重な時間となりました。
このシンポジウムを通して、 生命環境学部が大切にしている考え方や取り組みについて、皆さんに少しでも知っていただけたなら嬉しく思います。