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【生命環境学部】東京都内で行われた自然共生サイトの認定式に参加しました。

2022年12月の生物多様性条約第15回締約国会議(CBD-COP15)において、2030年までの新たな世界目標「昆明・モントリオール生物多様性枠組」が採択されました。この世界目標を踏まえ、日本では生物多様性の損失を止め、反転させる「ネイチャーポジティブ」の実現が重要な課題となっています 

こうした流れの中で、環境省は2023年度から「自然共生サイト」の認定制度をスタートしました。これは、民間の取り組みによって生物多様性の保全が進められている場所を、公式に認定する制度です。 

神戸女学院大学では2024年度から生命環境学部の教職員及び人間科学研究科の大学院生が中心となって岡田山キャンパスを自然共生サイトに登録するための申請準備を進めてきました。そして2025年9月、「神戸女学院 愛神愛隣の森」として、自然共生サイトに認定されました。 

同年9月30日には、東京都内で「令和7年度 自然共生サイト認定式」が開催され、本学からは生命環境学部の高木俊人専任講師が出席しました。認定証の授与後には、全国の認定サイト関係者や広報大使との交流会も行われました。神戸女学院のブースでは、学生がデザインしたオリジナルの野帳(フィールドノート)を配布し、参加者から大変好評をいただきました。 

今後は、教職員・学生・院生が協力しながら、キャンパス内の自然環境の保全と活用をさらに進めていきます。そして、その魅力を学内外に広く発信し、自然と共にある大学の姿を伝えてまいります。 

自然共生サイト「神戸女学院 愛神愛隣の森」についての詳細は本学院のプレスリリースをご覧ください(Link