学部について
自分の「得意」や「好き」、「興味」をとことん究められる環境と、
実践的でキャリアに直結するスキルを養える学びで、将来の選択肢を広げます。
Q. なぜ生命環境学部で学ぶ?
A-01 4つの領域を幅広く学んでから、自分の興味のある領域を選択できる
生命環境学部は、環境・生命・サイエンスコミュニケーション・情報といった、持続可能な社会に欠かせない科学にまつわる4つの専門領域から構成されています。1・2年次にすべての領域から幅広く講義・実習を履修できるため、しっかりと自身の興味・関心を把握した上で、3年次から取り組む専門領域を選択することができます。
1 環境科学領域
自然環境の知識を身につけながら、フィールドワークや実験・実習を通じて「人と自然の理想的な在り方」を探究します。
2 生命科学領域
身体の構造や食と健康にまつわる基礎知識を学び、身の回りの課題を細胞や遺伝子レベルで解明していきます。
3 サイエンスコミュニケーション領域
「生徒たちに理科の魅力を教えられる教員」といった、他者に科学を分かりやすく伝え、科学と社会をつなぐことのできる人を目指します。
4 情報科学領域
情報技術を活用し、データの収集・分析・解析力など、社会でも役立つ知識とスキルを身につけます。
A-02 実験・実習などの"実践"を重視したカリキュラムで学べる
生命環境学部では、1年次から実験・実習に取り組める実践的なカリキュラムを展開。実験器具や測定機器の基本的な扱い方を身につけます。さらに、卒業研究テーマを決定後は、発展的な内容として、各自に必要な実験方法を体験的かつ実践的に学ぶことができます。
A-03 理科教員や2級建築士・木造建築士受験資格など、バイオ・環境系の各種資格を取得できる
教職課程を履修することで、中学・高等学校教諭第一種免許状(理科)の取得が可能です。生徒たちに理科の楽しさを伝えられる理科教員を育成します。他にも、建築士やバイオ技術者といった、バイオ・環境系の専門資格をめざせるカリキュラムが用意されており、それぞれが志望する進路に役立つ資格取得をサポートします。
Q.どんな卒業研究を行う?
環境や生物、健康など、研究テーマは千差万別。自身の興味がある領域をとことん探究することができる生命環境学部では、毎年多種多様なテーマの卒業研究を行っています。
卒業論文具体例
環境科学領域
- メダカにおけるマイクロプラスチック動態解析
- 岡田山キャンパスにおける野鳥の季節的利用に関する研究
- タバコの吸い殻による水環境汚染と微生物の影響
- 琵琶湖固有種のハゼ科魚類ビワヨシノボリの雌の配偶者選択
生命科学領域
- 納豆菌長期摂取による腸内環境と肌状態への影響
- 女性ホルモンと免疫機能についての検討 ーエストラジオールがマクロファージの機能に与える影響ー
- 腸内代謝物が癌細胞に与える影響
情報科学領域
- ブラウザ上で行われるディープラーニングの実用性 ー畳み込みニュートラルネットワークによる画像分類ー
- 3DCGアプリを用いた新規衣類作成方法の確立
サイエンスコミュニケーション領域
- ホッキョクグマの環境問題を題材にした紙芝居の制作
- 種々の水溶液の密度測定とそれらの希釈に伴う体積変化に関するマイクロスケール実験