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環境・バイオサイエンス学科教員が、子ども向けの体験学習を行いました。
- 社会貢献
兵庫県小野市大部(おおべ)地区では、地域住民による、「住民主体のまちづくり」をめざし大部地区地域づくり協議会が運営されています。同協議会の青少年健全育成部会では、おおべ未来塾と題した、子ども向けの取り組みを行っています。
2024年6月15日には、環境・バイオサイエンス学科(2025年度より生命環境学部生命環境学科に改組予定)の上泰教授が「プログラミングをたのしもう!」という体験学習を保護者にもご参加頂きながら行いました。
本学習で、子ども達は,Ozobotという超小型ロボットがもつ「線の上を走行する機能(ライントレース機能)」と「走行中の線の色の変化パターンでロボットに指示を出せる機能(カラーコード)」を利用した,コンピュータを使わないプログラミング(アンプラグドプログラミング)の体験を行いました.具体的には,Ozobotが迷路を走破するようにマジックペンで線を描いたり,曲がり角を指定した方向へ曲がるカラーコードを自分で塗って作ったりしました.この過程において,ロボットにとって分かりやすい線・カラーコードを描く必要性を理解することが,プログラミング的思考の基盤となる「コンピュータやロボットなどの仕組み・特性に沿ってプログラムを考える必要があること」への理解につながります.
参加した子ども達は,Ozobotが走りやすいように気を付けながら,マジックペンでOzobotとゴールを目指していました.また,これからの超スマート社会で活躍する子ども達に早い段階からプログラミング的に考えられる力の育成が重要であること,親子で情報技術に興味を持ち,家庭で情報技術に触れていくことがその一助となることを,参加された保護者の皆様に説明しました.