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本学科教員の報文が関西自然保護機構の機関誌「地域自然史と保全」に掲載されました  

環境・バイオサイエンス学科の高木俊人専任講師が執筆した遺伝解析によって明らかとなった「奈良のシカ」の起源と現在が、関西自然保護機構の機関誌「地域自然史と保全」に掲載されましたLinkまた、本号の表紙には高木専任講師が撮影した奈良公園のシカの写真が採用されました。 

本号では、昨年秋に奈良女子大学で開催されたシンポジウムをもとにシカとオオセンチコガネのゲノム情報から奈良の森を考える」と題した特集が組まれています。同特集の5つの報文は以下のリンクからPDFをダウンロードできます。歴史的な人間活動が生み出した奈良の自然を、多様な視点からとらえた解説資料になっておりますので、ぜひご覧ください。  

前迫ゆり(2024)企画趣旨「シカとオオセンチコガネのゲノム情報から奈良の森を考える」. 地域自然史と保全 46:3-11. https://researchmap.jp/maesakoyuri/published_papers/47310176 

高木俊人(2024)遺伝解析によって明らかとなった「奈良のシカ」の起源と現在. 地域自然史と保全 46:13-18. https://researchmap.jp/toshihito_takagi/published_papers/47308849 

荒木祥文(2024)紀伊半島に生息する「ルリセンチ」の起源:ゲノム解析は何をもたらしてくれるのか?地域自然史と保全 46:19-24. https://researchmap.jp/yos_araki/published_papers/47310211 

兼子伸吾(2024)DNA解析が教えてくれる生き物の過去・現在―奈良の鹿とオオセンチコガネのDNA解析の成果から― 地域自然史と保全 46:25-27. https://researchmap.jp/s_kaneko/published_papers/47308418 

立澤史郎(2024)天然記念物「奈良のシカ」4要件の現状と課題ー支えあう神鹿文化と生態特性ー 地域自然史と保全 46:29-41. https://researchmap.jp/serow/published_papers/47312488 

分子生態学研究室】  
教員情報:高木俊人 専任講師(Link)  
研究紹介:野生生物のゲノム解析で社会課題を解決へ(Link)