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こどもサイエンス体験「手羽先から骨格標本!?」を開催しました

環境・バイオサイエンス学科では、これまで夏休み期間中に、地域の子どもたちを対象にイベントを開催してきました今年度は高木専任講師(分子生態学研究室)が、小学5・6年生を対象に子どもサイエンス体験「手羽先から骨格標本!?」を2024年87に開催しました。 

当日は、高木先生が集めたツキノワグマやイノシシ、カラスなどの野生生物の骨格標本を手に取りながら、骨の役割について学習したのちに、ニワトリの手羽煮を食べ骨格標本を作製しました。手羽煮には10個ほどの骨が含まれており、小さな骨を飲み込まないように細心の注意を払いながら時間をかけて食べました(ここが一番難しい...。きれいに取り出した骨は煮沸消毒とピンセットでクリーニングを行いきれいに漂白したのちにホットボンドで順番に接着し、骨格標本を完成させました! 

また骨を漂白する間には、学内を探検し、階段教室や高木先生の研究室、神戸女学院ならではのチャペルや講堂などを見て回りました。みなさん、小学校とは違う大学ならではの設備に大興奮でした。 

環境・バイオサイエンス学科は、来年度から生命環境学部 生命環境学科へと改組されますが、今後もこうした地域の子ども向けのサイエンス体験活動を続けていく予定です。こうした活動が子どもたちの自然科学への興味関心を深める入口の一つになることを願っております。 

分子生態学研究室】  
教員情報:高木俊人 専任講師(Link)  
研究紹介:野生生物のゲノム解析で社会課題を解決へ(Link)