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【分子生態学研究室】教員が参画した研究論文がWEB公開されました。

環境・バイオサイエンス学科の高木俊人専任講師が参画したニホンジカの遺伝解析についての論文が、 森林遺伝育種学会が発行する学術雑誌「森林遺伝育種」に掲載されました。 本論文は福島大学森林総合研究所の共同研究者との共著論文です。さらに、本論文はオープンアクセスのためWEBを通じてどなたでもご覧いただけます。 

兼子伸吾, 高木俊人, & 永田純子. (2024) 意外に未解明なニホンジカの種内系統と遺伝構造について. 森林遺伝育種, 13(4), 131-136. https://doi.org/10.32135/fgtb.13.4_131 

本論文は2024年3月に行われた第13回森林遺伝育種シンポジウム「森林生物の遺伝学」の発表内容をもとに構成され、亜種マゲシカの分類学的立ち位置の再検討、奈良公園のニホンジカの集団構造について解説した論文なっています。分子生態学研究室では、引き続き謎の多いニホンジカの進化の過程や集団構造についての研究を進めていく予定です。 

【 分子生態学研究室】   
教員情報:高木俊人 専任講師(Link)   
研究紹介:野生生物のゲノム解析で社会課題を解決へ(Link)