NEWS

【理科教育研究室】中川教授が「新課程の高等学校「化学」に対応するための研修会」の講師を担当しました

理科教育研究室の中川教授が、福岡市にある第一薬科大学の高橋教授の依頼を受け、当大学で開催された「新課程の高等学校「化学」に対応するための研修会」の講師を担当しました。講演「金属と水溶液中における金属陽イオンの反応に伴うエネルギー変化:標準反応エンタルピー、標準反応エントロピー、標準反応ギブズエネルギーおよび平衡定数の推算」と実験「手作りウェルプレートを用いた金属と水溶液中における金属陽イオンの反応に関するマイクロスケール実験:反応の自発性および駆動力の予測と検証」を行い、大学・高校の化学の先生方や第一薬科大学で教職課程(中学校・高等学校理科)を履修する学生諸君が参加されました。


 内容はいずれもこれまで中川が科研費で取り組んだ研究に基づいています。講演では、2価金属と2価金属イオンや水素イオンの化学反応に関して、標準状態におけるエンタルピー変化ΔH°、エントロピー変化ΔS°およびギブズエネルギー変化ΔG°を算出し、これより、反応の自発性と駆動力を予測できることを説明し、実験では、手作りウェルプレートを使用したマイクロスケール実験で確認してもらいました。参加者の皆様は講演を熱心に聴講し、その後の実験にも真剣に取り組まれました。マイクロスケール実験は、基本的には個別実験で、わずか数秒で結果が判明し、実験後の廃液もごく少量であることを実感してもらいました。


 本研修会の講師に招聘くださった第一薬科大学の高橋先生および実験試薬を調製いただいた本学嘱託教学職員の福永氏に、お礼申し上げます。

【理科教育研究室】
教員情報:中川徹夫 教授(Link
研究紹介:マイクロスケール実験のメリットを追求(Link)