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【分子生態学研究室】教員が11th International Deer Biology Congressで研究発表を行いました

分子生態学研究室の高木専任講師が11th International Deer Biology Congressで研究発表を行いました。International Deer Biology Congressは4年に一度開催されるシカ類に関する国際学会です(Link)。今回はニュージーランド南島のオタゴ大学で2026年2月9日から13日にかけて開催されました。

高木専任講師は、"Sacred or ordinary? Genetic evidence for population replacement risk after over a millennium of protection."というタイトルで奈良のシカに関するポスター発表を行ったほか、日本列島内の移入シカ問題について"Genetic disturbance of sika deer (Cervus nippon) progressing across the Japanese archipelago."というタイトルで共同発表を行いました。

学会中にはフィールドトリップが、企画されニュージーランドで盛んな養鹿場や、Orokonui Ecosanctuaryという野生生物の保護地区を見学しました。特にOrokonui Ecosanctuaryでは、厳格な管理体制によるニュージーランド独自の生態系保全が行われており、日本の生物多様性保全にも参考にできるところが多々あると感じました。

次回のInternational Deer Biology Congress開催は4年後の2030年です。分子生態学研究室では、学外の研究者とも協力しながらニホンジカの遺伝学的な研究をさらに進め、日本の研究チームの存在感を国際的な場面で示していきます。

今回の研究発表については、神戸女学院大学の国際学会出張補助(Link)と、日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究(25K18255)によって実施されました。

分子生態学研究室】
教員情報:高木俊人 専任講師(Link
研究紹介:野生生物のゲノム解析で社会課題を解決へ(Link