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【理科教育研究室】長尾高校の平井先生をお迎えして「理科教職講演会」を開催しました!

2026年5月12日5限、中川教授担当の理科教育法Iの授業時に、大阪府立長尾高等学校の平井俊男先生(元教諭、現在、理科研究部部活動指導員、専門は化学教育)を講師にお迎えして、「理科教職講演会」を開催しました。理科教育法Iを履修中の3年生1名以外に、1年生14名と2年生1名が出席しました。
 平井先生は、中川教授の科学研究費補助金基盤研究(C)の研究協力者としても、長年ご尽力くださいました。また、化学教育や地学教育に関する教材開発や授業実践の成果を、日本化学会の「化学と教育」をはじめとする学術雑誌やNetwork of Inter-Asian Chemistry Educators Conferenceなどの国際会議でも発表してこられました。2003年には日本化学会近畿支部より「化学研究優秀指導者賞」を、2013年には日本化学会より「化学教育有功賞」を受賞しておられます。まさに、これから理科教員をめざす学生にとって、お手本となる優れた先生です。
 平井先生のご紹介に続いて、ご講演「自然科学とは--対話中心の授業モデル--」を賜りました。講演の目標として、自然科学の概念理解を深化・充実させるとともに、それらの関係性を再構築し、将来の良き市民の素養形成の一助とすること、方法として、与えられた刺激語から連想する言葉(概念)をノートへ書き、班で協議することで気づきを深めることを最初に明示されました。平井先生が提示された課題を時間内に班ごと(2〜4名の学生)に取り組み、代表の学生が発表するという対話型の講演でした。自然科学についてじっくり考える機会を持つことのできる、とても興味深い内容でした。
 学生の感想には、「今まで自然科学について学ぶことはあっても自然科学がどういったものであるかについて学ぶ機会はなかったので、今日知ることができて良かったなと思いました」、「今回の講演を通じて学問の中身を学ぶことも楽しいけれど、その本質について学んだり考えたりすることも面白いなと感じた」、「私は問題を解く勉強が好きであまり考えを広げることをして来なかったのですが、実際に教員になったときには、今回受けたような授業を取り入れたいです」等、講演内容を評価する記述が多く見られました。
 このように、今回の講演会は、将来中学校や高等学校の理科教師を目指す学生にとって、とても有意義で充実した内容でした。遠方で遅い開催時間であるにもかかわらず、快く講演会の講師をお引き受けいただいた平井先生に、感謝申し上げます。平井先生、どうもありがとうございました。

【理科教育研究室】
教員情報:中川徹夫 教授(Link
研究紹介:マイクロスケール実験のメリットを追求(Link)