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模擬講義を開催しました!!(保全生態学研究室・代謝生化学研究室)
- 講座・イベント
2024年10月30日(水)に、大阪信愛学院高等学校の生徒がキャンパス見学会で神戸女学院大学に来学され、その一環として、環境・バイオサイエンス学科が模擬講義を行いました。模擬講義では、保全生態学研究室の高橋先生と代謝生化学研究室の西海先生の2名が授業を担当しました。
西海先生の講義では、「発酵」をテーマに代謝生化学研究室のゼミ生が実施した卒業研究の内容について発表しました。また、実際に、クモノスカビの一種であるテンペ菌とよばれる菌で発酵させたコーヒーと発酵させていない通常のコーヒーの2種類のコーヒーの香りを嗅いでもらうなどして、発酵させているコーヒーはどれなのかについて予想してもらいました。以下の写真は、各コーヒーの香りを嗅いでもらっている様子で、馴染みのないコーヒーの香りに加えて、発酵というイメージも考えながら、どちらが発酵コーヒーなのか、苦戦しながら予想していました。
高橋先生の講義では、神戸女学院大学が建つ岡田山の自然の話も踏まえながら、自然共生とは何か、また、生物多様性とはどういうことかについて説明がありました。その様子が以下の写真ですが、大阪信愛学院高等学校の生徒の皆さんは、真剣に生物多様性について学んでいました。
高橋先生の講義の後、実際に、神戸女学院大学の中庭に移動して、模擬講義で説明があった自然共生や生物多様性を踏まえて、生物や自然の観察を行いました。その様子は、以下の写真のとおりです。
模擬講義に参加した大阪信愛学院高等学校の生徒の皆さんから、模擬授業の内容がたいへん興味深かったなどのコメントをいただけました。生徒の皆さんには、神戸女学院大学にて、大変有意義な時間を過ごしてもらったのではと思います。
【 代謝生化学研究室】
教員情報:西海信 准教授(Link)
研究紹介:代謝物と生体機能との関係を解き明かす(Link)
【保全生態学研究室】
教員情報:髙橋大輔 教授(Link)
研究紹介:動物の生態から、生物多様性保全を考える(Link)